« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »

2008年4月

2008年4月28日 (月)

DBC400k: 真夏の陽気

4/26(土)開催のDavis 400k(ブルベ)に参加.先週の極寒のSC300kとは一変,気温30度を超える真夏のような暑さでした.無事完走です.

Dbc400k_2

300kの時と同じく,前日夜にDavis入り.スタート地点のすぐ近くのMotel6に宿泊.先週のSCR300kでは補給に苦労したので,行き途中の日系スーパーであんぱんを買いました(薄皮シリーズじゃないけど,大きさは似てます). 圧縮してバッグに詰めます.

Ampan

当日.4時半頃に起きて,妻が持たせてくれたオニギリ3個で朝ご飯.日中はかなり暖かくなる予報ですが,明日の未明まで走る可能性があるので,長パンツ&ウール靴下にしました(これが大失敗).

のんびりとスタート30分前の5:30に会場入り.チェックインの名簿を見ると今日走るのは20名強.単独走になりそうな予感.

Start

今日の目標は600kに向けて「ゴールしてもまだ走れる気分でいる事」.とにかく疲れない事を目標にします.

PC1(Start)-PC2(108km地点):
6:00スタート.ほぼ全員(20名強)と思われる大集団のまま40-50kmもの距離を進行.集団の恩恵で30km/h程のペースでも楽々.北西の向かい風も気になりません.集団の中で私の前後には,SFRでご一緒したAaronさん,先週のSCR300kで一緒だったJosephさんがいらっしゃったので,のんびりとお話しながら走ります.後でDBCのMLに流れた投稿で知りましたが,30回以上ブルベを走った方でも,こんなリラックスしたスタートは初めてだったとの事.

Pc1pc2

Plesants Valleyという丘陵地帯に入ってちょっとばらけ,6名ほどの集団に.さらに,PC2への登り(350mほどの峠)でさらにばらけ,そのまま下って10:00過ぎにPC2へ到着.

PC2は小学校の中.300kと同様,補給食&ドリンクが沢山あって有り難いです.フルーツ,電解質の錠剤をいただいて,持参したアンパンを補給.

Pc2

PC2-PC3(155km地点):
タイミングが合わず単独でスタートしましたが,すぐに後ろから来たMikeさん,私と同じTrek2200の方(お名前失念)の2名のグループに吸収されました.

ワイン用のブドウ畑の中を走ります.ブドウ畑は景色は綺麗なのですが,細かいアップダウンには泣かされます.一山越えて,Napa Valleyへ.

Napa Valleyの東側を南北に貫くSilver Trailという道を北上.聞いたことのあるワイナリーが道路脇にいくつか見えてきました.

私が先頭を引いていると,Mikeさんから「若いの.慌てるな.イーブンペースで行け」とのアドバイス.引いていると,知らず知らずのうちにペースが上がってしまう悪い癖.MikeさんはPBP完走者で経験豊富な方.心強いです.

PC3手前でTrek2200の方が少し遅れて,Mikeさんと二人になり,温泉&ワインのリゾート地,Calistogaの街に入ります.Mikeさんによると泥風呂が有名らしい.

Calistoga

Calistogaの街の繁華街に入り込み,SHARPSTEEN MUSEUMという建物の前庭がPC3.12:00少し前に到着.

PC担当のAmyさんが,ハムサンドイッチを作って下さって,しっかり目に補給.昼前から気温がグングン上がって,大汗をかいているせいか,ピクルスが旨かったです.電解質の錠剤も補給.Davisのダブルセンチュリーで,走りながら吐いてしまった(!)という方がいらっしゃったそうですが,ピクルスをかじったら,ケロリと元気になったそうです.

Pc3

Pickles

PC3-PC4(207km, 折り返し):
Mikeさんと出発.向かい風が結構きつくて,二人で先頭交代しつつ走行.いろいろ話しているうちに分かりましたが,Mikeさんは何と私と年齢が倍近く離れています.. そうは見えない若々しさ.私よりずっとタフです.

Napa Valleyから一山越えてSonomaへ.再びブドウ畑の中の道.Silver Oaks(1本$100以上)など有名なワイナリーもちらほら.

Pc3pc4

午後に入ってさらに気温が上がり,Polarの温度計で華氏94度(34℃).快晴で日を遮る木もなく,真夏の炎天下を走る感じ.風はカラカラに乾燥してしていて,汗は全くしたたりませんが,顔の周りはベッタリと塩が堆積してます.長タイツは大失敗.. ウール靴下の中も汗で気持ち悪い.. 意識して水と電解質を補給してますが,追いつかないのか,熱中症の兆候なのか,気分も悪くなってきたところで,PC4到着.14:00過ぎ.

Pc4

若干気持ち悪いのと,PC3を出て1時間半ほどなので空腹感もなく,ピクルス,アンパン,プレッツェルなどを軽くかじって,水を大量補給.のんびり休んでたら,PCの担当の方(DBCのプレジデントのDanさん)がスイカを切って下さいました.非常に旨かったです.気分もすっきりして,また走る元気が出てきました.

Pc4watermelon

PC4で見た長距離用バイク.シートポストを支える水平バー(チタン製)がとても良い乗り心地を生み出すらしいです.

Longdistancebike

お揃いのTrek2200. 手前が私の.
Osoroi

PC4-PC5(260km地点):
ここもMikeさんと出発.さっきの下り区間でMikeさんの自転車のチェーンが激しく音をたてて外れた事があったのですが,この症状が悪化.どうやらフリーホイールがスタックしている模様.下りでも回し続けないとチェーンが外れてしまいます.さらに悪いことに,後輪ロックを繰り返したのもあって,タイヤのケーシングが3cmほどにわたって丸見え. パンクしないのが不思議なくらい.それを見て,Mikeさんが人差し指と中指をクロスしてます.「それ,よく見るけど,どういう意味?」と聞いたら,魔除けとか幸運を祈る仕草だそうで.一緒に指をクロスしました.

少しペースを落として一緒に走っていましたが,下りではどうしても差が開いてしまって,ペースを合わせるのも難しくなってきて,次のPCで待つことにして最後10mileほどは先行.

PC6(さっきのPC3)に4:30頃に到着.Mikeさんも程なく到着.フリーホイールがロックした時はチェーンを車輪に巻き込みそうで,相当危険らしく,近くの自転車屋さんへ修理に行くとの事.ここまでご一緒してきたのに残念ですが,Mikeさんと分かれます.

PC5-PC6(324km地点):
単独走行.道を間違えないよう,黙々と走るのみ.途中でDBCのSAGカーが通り過ぎたと思ったら,窓から顔を出したのはMikeさん.自転車は直らなかったようで,DNFを決めたそうです.「残念です」と言ったら,"You're strong!"と私を励まして去っていきました.

この区間はNapa Valleyを脱出する,今日一番の登り区間.しかも背中を正面から西日にジリジリと焼かれます.最後の登りの頂上の先,ダムの横の駐車場がPC6.

よろよろとたどり着いたら,何と,Mikeさんが拍手で迎えて下さいました.嬉しい再会.SAGカーはPCの機材も運んでいるので,DNFしたからといってすんなりスタート地点に戻れる訳ではないようです.Mikeさんは親切に私のボトルに水を足して下さったり,至れり尽くせりのサービスをして下さいました.

Pc6

ここで2番目の通過と教えてもらってちょっとびっくり.昨年の400kは2回走って2度とも22時間台だったので,何となく20時間を目標にしていましたが,このペースなら17時間台も可能.

休憩しながら,Mikeさん,PC担当のDanさんに,600kの話などを聞かせてもらいます.Webにアップしてあるコースは変更されるらしく「もうちょっと楽なコースになる」との事.ちょっと安心.来年もSRを取れば,DBC主催のGold Rush 1200kというイベントにqualifyするそうです.

PC6-Receipt Control(353km地点):
いろいろお世話になったMikeさんと握手して出発.日没を迎え,この時点で夜間装備に変えました.Davisの平原地帯までの下りでは,おびだただし数の小さな羽虫が固まりで飛んでるらしく,顔,体に膨大な量が,しかも固まりで当たります.固まりに当たると,ウィンドブレーカーが「ジャー」っと音を立てるくらい.口なんて開けようものならお腹いっぱいに虫を食べてしまいそうです..

少し薄明の残る野山の中を疾走.一番調子が良かった区間でした.

Receipt Controlはセブンイレブン.ゴールも近いので水だけ買ってレシートを確保.PC5からトイレが無かったので,トイレ貸していただけますか?と聞いたら,「ない」とのつれない返事.仕方なく隣のガソリンスタンドまで行っても,返事は「ない」.向かいのスーパーマーケットも「トイレはない」.従業員がいるので,無いはずはないので,この街は「トイレ貸さない協定」でも結んでるのでしょうか.. それとも私の格好がいかにも不審だったのでしょうか(笑).まぁあと50km弱だし,これ以上は時間を無駄にしたくないので,我慢する事に.

Receiptcontrol

Receipt Control-PC7(Goal,400k):
月もまだ出ておらず真っ暗闇.途中からは畑の中の直線道路ばかり.曲がり角を確かめようとGPSを覗き込んでる間に,30km/h以上出たまま,路肩に2度ほど落ちて危なかったです.昼間ならGPSを見ていても周辺視野があるので,進路が逸れるとすぐ気づきますが,この暗闇でGPSを覗き込むのは危険.特にGPSに付けた提灯アンコウ型のランプは周囲まで照らせないので.. やはりヘッドランプの方が安全かもしれない.

Goal到着は23:18. さすがにこの時間,ライダーは誰もおらず,係の方にサインをもらって(トイレを済ませて)帰りました.タイムは17h18m.2番目でゴールしたようです(1番目の方は15h58m. サイボーグ並です.)

目標だった「ゴールしてもまだ走る気分でいる事」は一応達成した感じがしますが,走れてもあと50kmほどかなぁ.. 600k完走は300-400kの地点で寝て休めるかどうかにかかっていそうです.

走行距離:250.1mile(402.6km)
平均時速:16.2mile/h (25.9km/h)
心拍(平均/最大):143/182bpm
消費カロリー:7370kcal

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年4月21日 (月)

SCR300k: 月夜のブルベ

4/19(土)はSanta Cruz Randonneursの300kブルベに参加.

Greenfield Nocturne(夜想曲)という名のコース.満月の夜にあわせて開催され,午後2時にSanta Cruzを出発.昼間の強い北西風の追い風に乗ってGreenfieldという町まで南下,折り返して風がおさまる夜にSanta Cruzまで戻るという,なかなか洒落た趣向.

コース:

Scr300k_2 

午後スタートなので朝はゆっくり寝て, 車で出発点のSanta Cruzの灯台まで移動.ここはサーファーのメッカのようです.

Surfing_2

チェックインを済ませてブルベカードを受け取り.今日の参加者は15名くらいの少数です.今日は予報通り相当な強風.参加者はみんな「夜に風がやむといいんだけど」と心配そう.

Pc1

前回のSCR200kでも会ったリカンベントのMarkさん.ローラ式のキューシートケースがなかなかよく出来てます.

Quesheetcase

pre-start meeting.PC間は補給ポイントが全くないので,PCのコンビニで,十分補給する事,夜は車から見やすいように出来るだけ集団で走る事,との注意.

14:00スタート.

PC1(スタート)-PC2(18km地点):
最初は向かい風に向かって18kmほど海岸線を北上.たった20kmでもへとへと.帰りに風が止んでなかったらエライ事になりそう.

PC2-PC3(93km地点):
来た道を戻り,Santa Cruzを通り越して,Marinaという町までの区間.Santa Cruzまでは完璧な追い風で楽々と進みます.Santa Cruzを超えると,道がくねっているのと地形で風向きが変えられるので,追い風・横風・向かい風とコロコロと変わって結構くたびれました.

今日は夜間走行もあるので,のんびりと行くつもりだったのですが,Santa Cruzに戻る道で飛ばしてしまい,リカンベントのMarkさんと2人で先頭グループに.Markさんは疲れを知らず,しかも,リカンベントは空気抵抗が小さいようで,向かい風,下り,平地では引き離されてしまいます.唯一登りでは追いけるという感じでしたが,Markさんがペースを合わせて下さって,結局ゴールまで二人で走りきりました.

Pc2pc3

18:00頃,PC3到着.日本でもおなじみの7-11. でも品揃えは全然違うのです.あまり食欲のわく食べ物はありませんが,サンドイッチ,バナナ,コーヒーを補給.後続グループも到着しましたが,待っているとどんどん寒くなるので,Markさんと二人で再出発.

Pc3

Pc32

PC3-PC4(166km地点):
追い風に乗って南下.遮るものがあまりない畑地帯を延々進みます.20:00前に日没.路肩に停めて夜装備に.日没を過ぎても風は止みそうになく,帰りが心配.東の空に満月が光りはじめ,ほどなく真っ暗になりました.

21:00頃にGreenfieldの町に到着.この時間でも開いているお店が結構あります.PC4はOpen Controlで,好きなお店のレシートで通過証明に出来ます.

入ったのはガソリンスタンドに付属の24時間営業のmini-mart.お店に入って愕然.胃に入りそうなものがない.バナナとクッキー1枚だけ買って補給にします.Markさんは水に溶かした流動補給食をキャメルバックから常時飲んでいるそうで,補給は不要のようです.

Pc4

休憩していたら通りかかる人が珍しそうに見て行きます.「レース?」と聞いてくる女の子.「グループライドみたいなもの.Just for fun」と私.不思議そうな顔をされます.まして,Santa Cruzから往復というと,"For fun!?"と驚いてます.

Markさんに,"people don't understand us.."と言ったら,"I don't know why I'm doing this." だと(笑).自虐的メンタリティ-は日本人だけのものではないと知ってちょっと安心.

出発する頃に後続グループが到着.レストランに入ってゆっくり夕食を取るようですが,Markさんも私も先に進む事にします.

PC4-PC5(239km地点):
心配していた通り風は止んでおらず,ひどい向かい風.黙々と走るのみ.満月の月明かりがあるとはいえ,街灯も何もないので曲がり角がよく分かりません.GPSが大活躍.GPSが無かったらと思うとぞっとします.

23時近くになってようやく風が弱まりはじめ,24時にはほぼ無風に.ようやく月夜のブルベを楽しめる感じになってきました.

PC5の手前で道路の穴に前輪がヒットしてMarkさんがパンク.すぐに修理して再出発.今日は全般的に路面が悪く,夜は穴が見えません.まして,リカンベントは背もたれにもたれているので,顔が路面から遠くて見にくいそうです.ここからは出来るだけ私が前を引くように頑張りますが,Markさんほど速く走れず,若干ペースが落ちてしまいました.

午前1時前にPC5(行きのPC3)のセブンイレブンに到着.疲れて切って,もう何ものどを通らない状況ですが,サンドイッチ半分,トマトジュース,プリンはないのでヨーグルトを補給.

深夜のセブンイレブン.客は我々以外ほとんど居ません.タバコを吸いに出てきた店員のおじさんとお話.今夜は希にみる寒さだそうで..

Pc5

PC5-PC6(ゴール:300km):
最後は寒さと睡魔との戦い.PC5でコーヒーを飲むべきでした.途中からやけに冷えるなぁ,と思ってPolarの温度計を見たら,気温2℃.そりゃ寒いはず.念のため,完全真冬装備を持ってきたので助かりました.それでも,指先,足先がジンジン冷えて来ました.真冬の日本でもここまで寒いのは珍しい.しかも今日は路面が悪かったのもあって,お尻が痛くてしょうがない.最後の40kmほどがとても長く感じられました.

ゴール地点はSanta Cruz Randonneurs本部.主催の方のお家.隣家に迷惑がかからないよう,そーっと裏庭にまわります.主催のLoisさん,Billさん(ご夫妻だと思う)はちゃんと起きて待っていてくださいました.Markさんと握手.PC2以降,結局ずっと二人で先頭を走り切った事になりました(大半を引いてもらいましたが..).ゴール時刻は3:55am.タイムはギリギリ14時間を切って13h55mでした.いつもの速い方々は今回は参加していなかったようです.

寒いので家の中に入れてもらって,コーヒーとカップラーメンを頂いて暖まります.狙っているDBC400k, 600kの話を教えてもらって,明け方にもかかわらず1時間ほど長居してしまいました.DBCの600kは夜出発で,夜->昼->夜と走るのは相当キツイらしい.. 途中2-3時間は睡眠を取ることを勧められました.大丈夫かなぁ.

車に戻ったら,フロントガラスの霜が凍ってました.4月とは思えない寒い夜でしたが,月夜のブルベはなかなか趣があっていい思い出になりました.

走行距離:189.67mile (303.5km)
平均時速:15.3 mile/h(24.48km)
心拍(avg/max): 148/179bpm
消費カロリー: 6450kcal
獲得標高: 1561m

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年4月 1日 (火)

3月走行距離

マイルをキロと勘違いし,750mile(1200km)のカテゴリを選んでしまったDBCのMarch Madnessでしたが,3月は週末が多かったのもあってギリギリ達成.757mile(1211km).1ヶ月で走った距離では過去最高.ブルベ200k(2回)+300k(1回)で半分以上.最後は目標達成のためだけに20マイルほど走りました.

ちなみに一番走った人は2000mile(3200km)のカテゴリーの人で,走行距離は3131mile(5010km).ツールドフランスさえ軽く超えた距離(笑).どんな生活をされているのでしょう.これくらい走ってこそ"Madness"と言えるのでしょうな.

750mileのカテゴリーでは15名中14名も目標達成していたので,がんばっといて良かったです..

※March Madnessで集まった参加費で子供に自転車ヘルメットを贈るそうです.

Google Chart APIの勉強がてら作った走行距離(積算)の推移↓

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »