« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »

2008年6月

2008年6月29日 (日)

6月後半のライドまとめ

最近は近場で短いヒルクラばかり.もう6月も終わりですね.

○ 6/14(Sat)

Kings Mtn Rd→Skyline→W84号→San Gregorio→Stage Rd→Pescadero→Alpine→Page Millのループ.110kmほどですが,Santa Cruz山塊を往復で超えるので,700m級のクライムが2本と小さなのがいくつも入ります.

W84号を下ってたら,La Hondaの集落ではなにやらお祭りのよう.Sullivan'sという新しい(La Hondaで唯一の)レストランもオープンしたみたい."Land & Sea Speciality Meats"というハンバーガーの出店が出てました.牛肉,Buffelo,ELK, ダチョウ,豚,鶏肉,等々,いろんな肉のバーガーを売ってます.私はBuffeloのホットドッグを食べましたが,味は口に合わず..バーガーだったら旨かったかな.

Meats Specialitymeats

走行距離:112Km

平均速度:20.7km/h

心拍(avg/max): 148/186bpm

消費カロリー: 3416Kcal

獲得標高:1957m

○ 6/21(Sat)

久しぶりに嫁と出発,Portola Valley Loopに入ったところで分かれてOLHを一人でヒルクライム.25m30s.全然ダメ.84号を下ってPortola Valley Loopに戻り,Los Altosまで行ってスタバで待ってた嫁と合流.ちょっと休憩して帰宅.

Hwy84 84号下り.

次の日曜日,El Camino RealのMike's Bikeの前を通りかかったららセール中のよう.ここ最近,嫁に軽量ホイールを奪われたままになっており,新しいのが欲しかったので覗いてみたら,ホイールも10%オフ.勢いでKysirium SLの2008年モデルを買っちゃいました.

走行距離:52.5Km

平均速度:21.1km/h

心拍(avg/max): 140/189bpm

消費カロリー: 1489Kcal

獲得標高:737m

○ 6/28(Sat)

昼すぎに出発.今日はKsyrium SLのシェイクダウン.タイヤはContinentalのGrand Prix 4000Sを履かせました.かなり固いホイールなのだと思ってましたが,前のBontrager Race X Lite('05)+Pro Race2よりも乗り心地は良くで意外.新しいタイヤだからかなぁ.今のフレームはラチェット音が増幅される感じなのですが,ラチェット音も静かになりました.軽さとか,進み易さはRace X Lite似てる気がします.

早速いつものOLHへ.いつもより進む気がして最初からハイペースで. いかにもヒルクラが得意そうな女性ライダーもパスし,いい気になってたら,やはりというか,後半スローダウン.さっきのライダーにもあっさり抜かれました.結局タイムは23m53s.ほんの少し短縮.プラシボ効果以上のものは無かったみたい.

今週はベイエリアは山火事だらけで青空がくすんで曇天に見えるくらい.今日は空気もあまり良くないらしい.WOLH→W84号で太平洋側へ降りたら,焦げ臭いにおいもしていました.

La Hondaまで降りたところで空腹感.このまま家まで持たない気がしたので,最近オープンしたSullivan'sというレストランで軽く食事出来ないか物色.メニューに旨そうなバーガーがあります.自転車に鍵かけて入るのがめんどくさいなぁ,と前をウロウロ.裏側にパティオがあるみたい.裏口に回ってパティオに入るドアから顔を出して,ウェイタの人に「ここから入ってイイ?」と聞くと「もちろん!」とのこと.パティオにお客さんが誰もいなかったので,自転車ごと入れさせてもらいました.

さっきメニューを見て目を付けていた1/2ポンドバーガというのをオーダー.焼き方も聞いてくれて,ミディアムレアで.ちょうど良い感じに焼けた分厚いバーガー.香ばしくて旨かったです.メニューにはワインとかあって,軽食だけでないちゃんとしたレストランみたいです.

Sullivans2 

La Hondaの先でPescadero Rdへ左折.Alpineで山越えしてPageMillを下って帰宅.下りのブレーキの効きがいい気がするのは,リムが新品だからか?

走行距離: 61.1km

平均速度:22.0km/h

心拍数(avg/max): 156/193bpm

消費カロリー: 1925kcal

獲得標高:1231m

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008年6月 8日 (日)

久々のんびりライド

600kが終わってホッとしてたら,秋のDeath Valley Double Centuryの申し込みを逃してしまいました(即完売でした).ブルベは8月のRUSAの10周年記念ライド,というのに出るかもしれないくらいで,今年はもうお仕舞い.何か見つけないと,やや目標喪失気味.でもレースやブルベでなくとも,個人で挑戦したいコースが色々あるので,調子を崩さない程度には乗っておきたいです.週末は天気も良く,妻と一緒に2日とも軽く走りました.

土曜日:
最近一人でOLHタイムトライアルをやってる妻.Page Millを登った事がないというので行ってみます.

私の軽量ホイール(Botragaer Race X Lite)は妻に奪われ,私は妻の完成車に付いてきたMavicのAksium raceというやつを履く事に.重いホイールだと思いますが,普段履くには十分だと思いました.

長~いPage Millを登り切り,Skyline->East Hwy9->Saratogaへ下り,Los Gatosに寄り道.Los Gatosへは初めて行きましたが,ちょっと古めかしいこぢんまりした良い雰囲気の街.クラクションをやたらと鳴らす車が後ろから来て,ウルサイなぁ,と思ったら,結婚式を終えたばかりのカップルを乗せた一団でした.新郎新婦を乗せた車に続いて,華やかなドレスを着た女性ばかりの車.次はタキシードを着た男どもがギュウギュウ詰めの車(笑).これからパーティ会場にでも行くのでしょうか.

Losgatos Losgatos2

帰りにLos Altosのスタバで休息して帰宅.フラペチーノ旨いです.暑い日でした.
Starbucks

走行距離: 81.9km
平均時速: 17.2km/h
心拍(avg/max): 125/181bpm
消費カロリー: 2246kcal
Assent: 1134m

日曜日:
ほんとは一人でMt. Hamiltonにでもヒルクラに行く予定が思い切り寝坊.午後から妻と軽く周囲を一周することに.

まずはOLHタイムトライアル.私は23m50s.折角の軽い自転車でコレでは申し訳ない.妻は軽量ホイールでの初トライアル.34m24s.3分ほど短縮したらしい..軽量ホイールは完全に奪われてしまったような気がする.何か買おうかなぁ.
尾根伝いのSkylineを走り,Page Millを下って帰宅.今日もいいお天気でした.

Skyline:
Skylinesun Stanford

Page Mill下り:
Pagemilldescend

走行距離: 42.9km
平均時速: 16.1km/h
心拍(avg/max): 114/186bpm
消費カロリー: 971kcal
Assent: 811m

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2008年6月 6日 (金)

Davis 600k(後編)

前編はココです.

○PC5-PC6(376km地点):
9:40頃に再出発.距離調整のためのループを再び回ったら,さぁ,あとは戻るだけ(と強がってみる).次のPCのTobin Resortまでほぼ下りのはず.ところが..

強烈な向かい風の始まりでした.その分往路で楽したはずなので仕方ないですが,気温が上がると共に風が強まってる気がして,損している(笑)気がします.下りでも漕がないと進まず嫌になって来ます.渓谷の景色が綺麗なのがせめてもの救いです.

Frc1 Frc2

膝も痛みもあるので,酷くならないようにいたわりつつ走るのみ.気温も上がって暑くなってきました.お昼12:00ちょうどにPC6到着.

Pc6

スイカ,ブドウなどフルーツとトマトジュースをもらって,軽くビスケットをかじる程度.再び寝転がって足を持ち上げ,青空を眺めて休んでいたら,気持ちよくて10分ほど寝てしまいました.

Pc6watermelon

○PC6-PC7(430km地点):
再び単独で出発.相変わらずの向かい風の中,渓谷沿いの道をさらにしばらく走ります.対岸のUnion Pacific鉄道は単線らしく,対向列車の通過待ちで長い貨物列車が止まってます.退屈しのぎにサイコンを使って長さを概算で測定したら,0.7mile(1.1km)以上ありました.

Unionpacificrailway

いよいよJarbo Gapという峠越え.気温もグングンあがって30℃近いです.このあたりからお尻がヒリヒリ痛くなってきて,膝の痛みと二重苦.お尻の筋肉が痛いというのはこれまでもありましたが,ヒリヒリ痛くなったのは初めて.理由はよく分からず.

Jarbo Gapの頂上手前から「ジャーキーあります」的な看板がいくつも.ようやく頂上についたら,beef, buffalo, など数種類のジャーキーを売ってるみたい.かなり発汗してるはずで,塩辛いものが食べたくて,思わず立ち寄りそうになりましたが,我慢して先を急ぎます.この後のコントロールで,何人か「ジャーキーの看板を見たか?」と話題にしていました(笑). みんな考えることは一緒です.

峠を下りきって平地に入ったら,さらに強烈な向かい風.延々と続く平地なので,全く遮るものがなく,ひとときも休まる事無く,吹きつけます.まだ200km以上あるのに気が遠くなりそう.. さらに,アスファルトの路面が荒れていて,お尻の痛みに効きます.膝も痛いし,眠くなってくるし,一番辛い区間でした.16:00前にPC7に到着.

Headwind

PC7は行きにも止まったモーテル.ここのボランティアの方が特に親切でした.パンにチリビーンズみたいなの(名前忘れた ※ "sloppy joe" でした.正しくはトマト味です.)を乗せたのを作ってもらって頂きます.この後ゴールまでの170km,まともな補給場所は無いよ,と言われたので,「じゃぁもう1つお願いします」と2個も頂きました.塩辛いものなら食べられます.

予定通りドロップバッグを受け取り,シャワーを浴びて新しいウェアに交換.すでに眠気は飛んでましたが,この先まだ夜にかけて170kmもあるので,ここで1時間ほど仮眠を取ることにしました.ボランティアの方が起こしてくれるというので「午後5時に起こして下さい」とお願いし,自分でも携帯のタイマーをセットしてひと眠り.やっぱり足を上にして寝ます.寝ころんだらすぐに深い眠りに落ちました.

1時間後,すっきり目が覚めました.かなりリフレッシュしました.

さっきのボランティアの方が,同時に出発しそうな人がいるから一緒に行くか?と教えて下さったので,ご一緒させていただくことに.SFRでもご一緒したWillyさんとJimさんでした.

○PC7-PC8(488km地点):

夜に備え,バッテリーを交換したり,水を補給したり,いろいろ再出発の準備をしているうちにあっという間に時間が過ぎて,17:40頃に再出発.相変わらず風がキツイので3人で先頭交代しながら進みます.膝とお尻の痛みは相変わらず.荒い路面の区間も多く,スピードは出ないは,お尻は痛いわ,なかなかきついです.それでも3人で走ってると,話をしたりして気が紛れて助かります.

19:40頃にPC8のミニマートに到着.水,コーラ,ビーフジャーキ(さっきのジャーキーの看板のせいです)を買っただけ.無人コントロールなのでレシートを確保.Jimさん,Willyさんは,冷たいチョコミルクを飲んでました.ちょっと頂いたら旨かった.元気が出るそうです.次回は是非買います.

Pc8

○PC8-Goal:
20時過ぎに出発.いよいよ最後の112km区間.2箇所のInformation Controlがあるだけで,全く補給出来るところはありません.

綺麗な夕焼けの中を走りますが,日が暮れても向かい風は相変わらず.そのうち日もとっぷり暮れて,真っ暗な中,最初のInfo Controlに到着.「double arrow(道路標識)の下にある反射ポールの数は?」というのが質問.ポールの数を数え,念のため写真に収め,ブルベカードに書き込みます.

最初のInfo Controlを過ぎると行きに悪路で苦しんだ川沿いの区間.真っ暗で道路の穴がよく見えず,少々眠くてボッとしてたのもあって,思いっきり穴をヒット.その時は何ともなかったのですが,数マイル走ったところで,前輪が変な感じ.パンクでした.. WillyさんとJimさんに「パンクした」と言うと,待ってくれるみたい.うー,助かった.なにしろ本当に真っ暗な区間なので心強いです.さっき穴をヒットした時のスネークバイトだと思われ,さっさとチューブ交換し再出発.

再び悪路を走ります.10マイルほど行ったら,また何か前輪が変な感じ.おそるおそる止まってチェックすると,パンクでした.. さっきのチューブ交換を失敗したのかなぁ.. 再びWillyさん,Jimさんに「パンクしました..」と告げると,今度も親切に待ってくれるみたい.二人とも眠いし,気温が下がって寒くなって来たし,先を急ぎたいはずなのに,頭が下がります.今回は原因が分からず,非常にスローなパンクなので,チューブの穴の場所も分からない.念のため,タイヤの内側を全周チェックすると,尖ったものが指に触れました.よーく見ると,尖った木くずが針のようになって刺さってました.おそらく,さっきのパンクもスネークバイトではなく,これが原因だったのでしょう.1回目の交換でチェックしなかった私のミスでした.申し訳ない.

再出発.この辺りは川が近いからか,蛇がやたらと多く,さらに,アライグマ,ウサギも道を横切ります.眠気でぼーっとしている所を,放し飼いの犬に追っかけられたりして目を覚ましたりし(笑),ようやく川沿いの悪路区間を脱出.

再び田畑地帯を抜けて,2つ目のInfo Controlに到着.「飛行機クラブの入り口の壁にある碑に書かれている名前のうち,一番最後のものは何?」というのが質問.念のため碑を写真に収め,名前をブルベカードに記載.

さあ,いよいよ最後の30km区間.もう這ってでもゴールできるので,あとは事故なく走り切るだけ.Willyさんと,今後の予定とかいろいろ話ながらノンビリ進みます.話をしてないと,あまりに真っ暗で感覚が麻痺して,寝てるんだか起きてるんだか分からなくなってきます.

で,最後はDavisの市街地をちょっとかすめて走り,ゴール地点が見えてきた時には思わず歓声が出ました.私の時計で2:00amすぎに到着.正式ゴール時間は1:58am.タイムはギリギリ30時間を切り,29時間58分でした.

一緒にゴールしたWillyさん,Jimさんとは握手で別れ,ボランティアの方にも礼を告げて帰路につきました.

帰りの車を運転しながら,1月からの長いブルベシリーズ(200k x 2, 300k x 3, 400k x 1)を振り返り,じわじわと喜びが沸いてきました.最初のSan Francisco Randonneurの200k, 300kの時は,補給食がなかなか口に合わなかったりして,「600kなんてとても無理」と思いましたが,慣れるものです.昨年は渡米のバタバタでSRを逃し,2年かかってのSR獲得となりました.嬉しいです.

走行距離: 375.20mile(600.32km)
平均時速: 15.1mile/h(24.16km/h)
消費カロリー: 10537kal

私のSRへの道 <- 大げさ
-----------------------------------
2/03/2007 AJ神奈川       200k  9h37m
2/24/2007 AJ埼玉     300k 15h37m
3/24/2007 AJ千葉     400k 22h30m
6/02/2007 AJ神奈川    400k 22h00m
1/30/2008 San Francisco  200k  9h44m
3/01/2008 San Francisco  300k 15h17m
3/22/2008 Santa Cruz     200k  7h31m
3/29/2008 Davis           300k 12h20m
4/19/2008 Santa Cruz   300k 13h55m
4/26/2008 Davis      400k 17h18m
5/31/2008 Davis      600k 29h58m
-----------------------------------

私と同じく初の600k挑戦で完走されたAaronさんのビデオです:

| | コメント (4) | トラックバック (0)

Davis 600k(前編)

先週末,初の600kmブルベに参加しました.今年は既に200k, 300k, 400kを完走しているのでSR(Super Randonneur Award)が懸かっています.北カリフォルニアではこれが唯一の600kなので,絶対に落とせない600kでした.

Davis600kのスタート時刻は金曜夜8pmと少し変則的.二晩にまたがるので,一般的な土曜朝出発の600kよりはキツイらしいです.往路は追い風もあって比較的順調だったものの,帰路の300kmは膝痛,尻痛,眠気,強烈な向かい風,さらにパンク2回と散々.でも絶対完走してやると固く決心していたので,DNFの文字が脳裏にちらつく事もなく,土曜日深夜1:58に29時間58分で完走. 嬉しいです.帰路の途中で1時間きっちり睡眠を取る事も出来ました.

コースはDavisを出て北方のOrovilleという街まで,ほぼ平坦な道を170kmほど進み,そこから北東へ,Feather River Canyonという渓谷を川に沿って登り,標高1000m強のTaylorsvilleという村まで行き,同じ道を折り返してDavisまで戻るもの.来年開催されるGold Rush Randonneur 1200kmブルベの前半部分だそうです.

Davis600k_2

-*-*-

5/31金曜日.早めに仕事を終え,夕方のベイエリアの渋滞を抜け,7pm過ぎにDavisのスタート地点に到着.既に参加者も集まり,チェックイン中でした.Davis600kはドロップバッグが許されており,着替えのウェアや電池の予備,補給用のアンパン等を入れて預けておきます.復路で寝る予定にしているOrovilleのコントロールに届けられます.

Pc1start

今日の自転車.

Mybike

新車の方ではなく走り慣れたTrekです.ここまで苦楽を共にしてきた戦友でもあり,是非一緒にSRのゴールを迎えたいものです.とはいえ,最近,新車の方にばかり乗っていて,これに乗るはDavis400k以来1ヶ月ぶり.周りを走ってメカの調子を確認しておきます.

過去のブルベでご一緒した方も沢山いました.北カリフォルニアのブルベはもう7回目.距離も回数も,日本で走ったブルベより多くなりました.私が初の600kというのを知ってる人もいて,アドバイスをもらったり励ましてもらったりしているうちに,あっという間に出発時刻."1 mintes, boys and girls!"のコール.駆け足でコース上の危険箇所の指摘があり,8pmジャストまで30秒ほど間があって,いざスタート.

○Start(PC1)-PC2(112km地点):
112kmの最長区間.Davisの市街を抜けると,水田と畑が果てしなく広がります.出走者全員の20名ほどの大集団のまま,追い風(南風)に助けられつつ,いいペースで進みます.最初は力をセーブしようと,後方に付けてましたが,先頭交代をしているうちに集団前方に移動.そのうち日が暮れ,真っ暗になります.

碁盤の目状に田舎道が走っており,それをあみだくじのようにジグザグと進みます.数マイル毎に曲がる必要があるのですが,なにしろ街灯も信号も一切無い暗闇で,交差点の存在さえ直前まで見えません.走りながら道路名の標識を読み取るのも困難.Cueシートだけでナビゲートするのは至難だと思われます.GPSを持ってるのが私だけだったためか,自然と道案内役になりました.20名近い集団なので責任重大です.

時折飛び出す人がパラパラといますが,後ろから"no chase! no chase!"の声.トイレ休憩の時間稼ぎに飛び出しただけのようで,すぐ先の道端で用を足してました(笑).その後も時々2-3名の逃げ集団(?)が形成されますが,メイン集団からは誰も追いかけず,結局しばらくして吸収される事の繰り返し.

SAG(Support and Gear)カーが時々通り越したり,戻ってきたり,車を止めて声をかけてくれたり.中間地点のKnights Landingという集落を通過する時には,人数をカウントしていました.さりげないバックアップが精神的に助かります.

田舎道はアスファルトが荒れた道路が多く,疲労度は何倍にもなるのですが,Knights Landingを超えてた先の川沿いのCranmore Rdという道は特に酷かった.もはや舗装路ではない,と思えるくらい,継ぎはぎだらけ,穴だらけのガタガタの道路.そこを時速30km以上で通過するので,自転車が空中分解しそう.実際,フレームのダウンチューブがポッキリ折れてリタイアした人がいたようです.実は私も帰りにこのガタガタ道にひどい目に遭わされるのです.

そうこうするうち,90km程行ったところに設置された,チェックポイントではない補給所(Water control)に到着.フレームが折れた,という1名以外は全員揃ってるようです.みんな水を補給し,軽くクッキーを食べるくらいで,再び大集団のまま再出発.ほどなくしてPC2到着.想定よりかなり早く,深夜0時過ぎした.

Waterctrl

PC2はミニマート付きのガソリンスタンド.ホットチョコを飲み,トイレを済ませました.

Pc2

○PC2-PC3(170km地点):
58kmの短い区間.何となくみんな「誰か出発しないなぁ」というお見合い状態になり,結局揃って出発.この距離を走って全く集団がばらけないとは珍しいです.引き続き真っ暗な田舎道を進みます.途中一名がパンクの為なのか離脱したのを見ただけで,集団のままOrovilleという町のPC3に到着.2:15am頃でした.

Pc3

Budget Innというモーテルの一室がPC3.夜も更け,気温も下がってきたので,何か温かいものが食べたいな,と思っていたら,温かいラビオリとカップヌードルが用意されていました.有り難くカップヌードルの方を頂きます.

パッケージは日本のとそっくりですが,味はかなり違います.チキンフレーバー.

Pc3noodle

スタート時に預けたバッグが既に届いてました.帰路にこのコントロールを通る時に中身を使います.

Pc3dropbags

○PC3-PC4(224km地点):
このPCの出発で,ついに集団がばらけ,10名ほどで出発.Orovilleの街を出て,Township Rdというアップダウンのある道に入ったあたりで,リカンベントを含む数名が飛び出し,集団が完全に崩れました.その先でHwy70に入ると,標高700mほどの峠Jarbo Gapを超えるヒルクライムが始まります.3-4%の登りが15kmほど続きます.数名と話ながら登ってましたが,だんだんばらけてついに一人旅.今日は月もなく漆黒の闇です.まっすぐな区間では,遠くに前を走るライダーの赤色ランプがチラチラと見えるくらい.以前は闇夜はちょっと怖かったですが,恐怖感もなくなりました.頂上手前で新月が間もない長細い月(暁月?)が見えました.ようやくJarbo Gapを通過.

6mile 4%の下りの看板を見て,ウィンドブレーカーを羽織ろうかと思いましたが,反射ベストを脱いで着るのが面倒で,そのまま下る事に.後ほどやはり後悔.Feather River Canyonに入り込むとグングン気温が下がり,10℃を切ってます.下りきったあたりで夜明けを迎え,前を走っていた2名のグループに追いつきました.区間距離を勘違いしていて,もうすぐPC4に着くと思ってたら,10kmも引き延ばされ,寒さに加えて眠気も襲ってきて危ない危ない.凍えながらPC4に到着.朝6時.

Dawn1stnight

PC4はTobin Resortという宿の一室.温かいコーヒーとクッキーでほっと一息.

Pc42

Pc4tobin

○PC4-PC5(300km地点,折り返し):
PC4を一人で出発.Feather River Canyon 沿いの景色の良いHwy70を進みます.対岸にはUnion Pacific鉄道のレールがあり,長い長い貨物列車が時々通過します.PC4から標高差500mほどをコンスタントに登り,標高1100mほどまで登って,Taylorsvilleという村に到着.このあたりから右膝に軽い痛みが出てきました. ここ2年ほど膝痛から解放されていたのに,よりによってこんな所で膝痛とは何てこった.

Feather_river_canyon

Taylorsville

Taylorsvilleという村は雪を冠した山に囲まれ,牧草地が広がる綺麗な高原の集落.緑が目にしみるような感じです.標識によれば人口154人.PC5の前を一端通り過ぎ,距離調整のためと思われるループを走ってからPC5へ到着.朝9時過ぎでした.

Taylorsville4 Taylorsville2

Taylorsville3

PC5は村の公民館みたいな所.DBCのDanさんにサンドイッチを作ってもらい,ピクルスと一緒に頂きました.あとは軽くクッキーを食べただけ.甘い味に飽きてきて,折角持ってきたアンパンも食べる気になれません.みんなノンビリ休憩しているので,私も床に仰向けに寝て,足を心臓より上にして10分ほど休息.この休み方は,Grand Canyonで谷底まで1泊で往復するハイキングをした時,パークレンジャーに教えてもらったやり方.足の疲労物質が流れ出るらしく,足の疲労がすっきりと取れます.

Pc5

(後編へ続く)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »