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2009年5月

2009年5月31日 (日)

春のTioga Road サイクリング(Day3): Tioga Pass復路

(Day1, Day2)

最終日.朝7時起床.ぐっすりと7時間以上寝ました.

まずはキッチンでお昼に食べるサンドイッチ作り.道中補給がなく,パワーバーも飽きるので,昨晩のうちにスーパーで買って置いた材料で作ることにしました.しょっぱいものが食べたくなるので,マヨネーズはたっぷり目に.朝ご飯も同じくスーパーで買ってあったブリトー,カップ麺などなど,朝ご飯と思えないボリューム・メニューを平らげました.

8時半に出発.

Lake View Lodge (Lee Vining)

Tioga Passへの長い上り.この東側のTioga Passも例の本 "The Complete Guide to Climbing (by Bike)" によれば..

Tioga Pass(east)

Total elevation: 3175ft (967m)

Length: 11.8 miles (19km)

Average Grade: 5.1% (max 9%)

上り始めはかなり急で,しばらくいくとこんな感じのゆるやかな直線道路に.

IMG_0886

直線道路の先で右に折れると,左〜正面に雄大な谷が開けました.昨日,上から眺めた景色.

IMG_0897

断崖区間は落石の石がゴロゴロしてちょっと怖い.

Tioga Road (East)

9200ftほどまで登って一旦休憩.いままで登ってきた谷を見渡したところ.よく登ってきたもんだ.

Tioga Road (East Side) View

さらに登ってEllery Lake.まだ氷が表面を覆ってます.

Elley Lake

Tioga Pass Resortというとろで一旦休息.すでに11時.ここがこの時期のTioga Roadで唯一の補給地点のようです.休んでいたら,軽装のロードバイク乗りが2名ほど登って行きました.

12時にTioga Pass到着.ヨセミテのゲートになってます.連休最終日で車が非常に多く列を作ってました.

Tioga Pass

あとは基本的に下り基調のはず.一気にTuolumne Meadowsまで下り.

Lambart Dome

Lambert Dome

Tuolumne River

Tuolumne River

1時半頃にTenaya Lakeに到着.朝作って持ってきたサンドイッチでお昼ご飯.

Tenaya Lake

Olmsteadを越えたら,もうたいした上りはない,と思ってましたが,一旦下って,White Wolf(まだ閉鎖中)の手前までの登りはかなりこたえました.

White Wolfを越えたら,もう大きな上りはなく,一気に下って5:45頃に車を停めていたTuolumne Groveにゴール.

景色が最高な片道約100kmのコース.秋もよかったですが,春の方がより綺麗な気がします.3renshoさん&Ayuminさんと走れたのも楽しかったです.高度差もそれほど大きくないし(高度は高いですが),車が多いのだけが玉にキズ.また走りに来たいです.

<Tioga Road 復路>
走行距離: 58.6mile (94.3km)
平均速度: 9.7mph  (15.6km/h)
心拍(avg/max): 131/226(?)bpm
消費カロリー: 2707kcal
獲得標高: 4879ft (1487m)

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春のTioga Road サイクリング(Day2): Tioga Pass往路

(Day1はここ)

ロッジで朝食を済ませ,朝7時過ぎにチェックアウト.車でTioga Roadの始点まで向かいます.

この時間,ヨセミテ国立公園のゲートには既にパークレンジャーがいたので,懸念のTuolumne Meadowsでの飲料水の補給状況を聞いてみました.隣のパークレンジャーにも確認した上で「既にトイレはオープンしていて飲料水を補給出来る」と教えてくれました.ほっとするものの,万一情報が間違っているとクリティカルなので飲料水は持って行く事にします(その判断は正しかったコトが後で判明).

前回と同じく,Tuolumne Grove(標高約6100ft, 1830m)の駐車場に車を停めて出発.車内に食べ物や匂いのするもの(シャンプー等)が残っていると,食料目当てのクマに車を破壊されるので気をつけて何も残さないようにします.

今日のコース:

 

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プロファイル:

Tiogapassprofile3

登坂開始. 最初はこんな感じの森林地帯の登りが延々と続きます.

Climbing Tioga Road

どこも雪解けの水が豊富で,道路にも溢れているところが何カ所かありました.

IMG_0695

White Wolf手前のSiesta Lake.

Siesta Lake

一部下るところがあるものの,8300ft(2490m)くらいまでコンスタントに登って,一気に視界が開けました.ヨセミテの特徴の白っぽい花崗岩の岩肌が露出してきます.

IMG_0717

せっかく稼いだ標高ですが,一旦7500ftほどまで下らされ,再びOlmstead Point(約8400ft)まで登りです.岩場が多く,太陽を遮る木が減って,段々と暑くなります.

途中何度も休憩し,ゆっくりとしたペースで進んで,1時半頃,距離的に約半分のOlmstead Point到着.3名のサイクリストがちょうど出発するところでした.我々とは反対の東側から越えてきたようです.

ここで遅めのお昼ご飯にします.

Olmstead Pointからは,Yosemite ValleyのHalf Dome,その先の青いTenaya Lakeが見えるTioga Road内の一番の展望ポイントのようです.

Half Dome

Tenaya Lake View from Olmstead Point

下ってTenaya Lake(8150 feet, 2484 m)到着.氷河が削った窪地の湖.ここのに溜まった水は最終的にYosemite Valleyに流れ込むらしい.冬は凍る湖のようですが,氷は完全に溶けていてすばらしく青く透明です.ここでも湖を眺めながら少し休息.

Tenaya Lake

Tenaya Lakeからは一山越えてTuolumne Meadowsへ到着.ここの山越えは気温が上がって非常に暑かった.

IMG_0794

昨秋に来た時,春の緑が多いTuolumne Meadowsを見たいと思ったのが,今回再び同じコースを走るきっかけだったのですが,まだ少し早かったようです.

事前に調べていたとおり,ビジターセンターはまだ閉鎖中.公園入り口で水補給出来る,と聞いたトイレに行くと,やはり,というか,なんとういか,鍵が閉まってます. やっぱり水を持ってきて正解でした.

もしトイレが開いてれば,明日は水を持たなくていい,と少し期待してたので残念.近くにいた公園の管理をやってるっぽい人に聞いてみたら「飲み水なんてまだどこにも無いよ」と言われました.

そろそろ5時なので,少し先を急ぎます.

Tuolumne Meadowsは秋に比べて明らかに水が多くて綺麗です

IMG_0808

コンスタントに登って9000ftを突破.Dana Meadowsはまだ雪原でした.

IMG_0820

路肩は除雪後の雪の壁が残ってます.

IMG_0826

6時にようやくTioga Pass(9945ft, 3031m)に到着.

Tioga Pass (Elev. 9945ft)

ここからMono LakeのあるLee Vining(6800ft, 2073m)の町までは一気に下りです.日が陰って寒くなる前に下り始められて良かったです.各自最大限に着込んで出発.

まだ凍てついているTioga Lake.  山は草木が生えない砂漠の山になり,色も赤みをを帯びて来ます.

IMG_0841

IMG_0843

昨秋には恐怖を感じたTioga Roadの断崖区間の下り.

IMG_0848

IMG_0854

Tioga Passを下り始めて40分ほど,あっという間にMono Lake到着.前回より湖の水が多いように感じます.

Mono Lake

泊まった宿は前回と同じLake View Lodge. 今回は3ベッドルーム,2バスルームという広い部屋.キッチンも付いてて長期滞在に良さそうな感じでした.

シャワーを浴びてすっきりしたら,隣のスーパーで明日の食料を秋込み,前回も行った近所のレストラン"Bodie Mike's"へ.たらふく食べました.

夜はビールで軽く宴会して就寝.

(Day3へ続く)

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2009年5月30日 (土)

春のTioga Road サイクリング(Day1): Old Priest Grade

メモリアルデーの3連休に,冬期通行止めが解除されたばかりのTioga Roadを往復するサイクリングに行きました.昨年秋に通行止めになる直前にも走りましたが,今回は春の景色を楽しみに行きました.

もともと3連休は遠出する予定ではなかったのですが,金曜日夕方になって急に準備開始.今からじゃ予約は無理と思った宿も,しらみつぶしに電話をかけ,土曜夜に前泊するヨセミテの西側の町(Groveland)と,日曜夜に泊まるTioga Passを越えた先の町(Lee Vininig)の両方でなんとか取れました.これで秋と同様,Tioga Roadを二日かけて往復出来ます.

こんな急な計画にもかかわらず,自転車仲間の3renshoさん&Ayuminさんご夫妻もご一緒して下さる事に.お二人は自転車旅行の経験豊富.楽しみです.

今回はさらに,CA120号沿いの有名な激坂,Old Priest Gradeにも挑戦します.Yosemiteに行った時にCA120号からちらちらと見えるので気になっていた坂です.


大きな地図で見る

土曜は昼過ぎに出発.3時間ほどでOld Priest Gradeの麓に到着.

例の本 "The Complete Guide to Climbing (by Bike)" にももちろん載ってる激坂です.紐解くとこんな感じ..

Old Priest Grade
  Total Elevation: 1,522ft (463.9m)
  Length: 2.2mile (3.52km)
  Average Grade: 13.1 % (MAX 19%)
  "One of the steepest roads in the U.S., Old Priest Grade is a classic climb. It includes one of the most difficult miles in the country and is steep from bottom to top. Once you trun onto Old Priest Grade Rd (0.3 miles) make sure you are ready to climb as the next half mile is the steepest on the hill and one of the steepest in the country..." (赤字は私が強調)

2マイル以上の坂を「坂」とするなら,平均勾配で全米2位の激坂(1位は,Vermont州のBurke Moutainの13.4%)です.最初の1マイル(1.6km)は15.0%もあります.相手に不足無し!というか怖いよ.

快適な車から降りたら「暑い!」西日が強く,上りの道路の斜面にもろに当たっていて,辛い上りがさらに辛くなりそう.

女性陣は車で頂上に先回り.3renoshoさんと私でアタック開始.

坂の麓.拷問の始まり...

Let the torture begin..

今回はTREKで来たのでフロントトリプル(30T)ですが,上り始めてすぐ,「コンパクトで登ったらどんな感じだろ?」と後ろは21T縛りにします.フロント34Tなら後ろが24Tとほぼ同じギア比(あとで後悔)..

AyuminさんがCA120号から撮ってくれた写真.笑えます.

Oldpriestgrade

登りつつ撮った写真.泣けます.いつまで続くのやら.

Long lasting steep grade..

"is steep from bottom to top"の言葉通り,本当に最初から最後まで,ずーっとずーっとキツイです.しかも西日がものすごく暑いし.オーバーヒートした車向けなのか,オーバーヒートした自転車乗り向けなのか分かりませんが(たぶん前者),"WATER" "OU"(なんでここでフランス語か)と書いたペットボトル入りの水が路肩に置いてあります.車,バイクで上り下りする人もけっこういて注意が必要(すぐ横に走りやすいCA120があるのに...って私もか).

果てしなく続いた激坂もついに終了.いままで登った坂で一番キツかった.

Grovelandという町のロッジに到着.皆で晩ご飯を食べるため,レストランに出かけようとした時,ふと気付きました..

「Tioga Roadは開通してるけど,補給のための施設ってオープンしてないかも..?」

これはマズイ..

Tioga Roadはシエラネバダ山脈を越えるYosemite National Parkの中の道.食料・水の補給地点はもともと限られていて,約25km先のWhite Wolfのキャンプ付近と約60kmほど入ったTuolumne Meadowsのビジターセンター付近だけ.しかも,冬期はそれらも閉まってしまいます.昨年秋に走ったのは,Tioga Roadの冬期通行止め前(約30日前)でしたが,White Wolfは閉鎖され,Tuolumne Meadowsののレストランが最終営業日で,ギリギリ開いていただけ.飲料水の補給もビジターセンターのトイレの水のみでした.今回はTioga Passの冬期閉鎖が解かれてまだ3日目です.メモリアルデーで人出も多そうだから営業するかな?という気もするものの,開通3日目じゃ無理な気もします.宿を取るのに気を取られてて,こんな重要な事を忘れていたとは..

レストランにWiFiがあったのでデザートを食べながらiPhoneで検索.

結果は:

"There will be no commercial services available along the road until further notice."

やっぱりダメですか.. でも出発前に気付いてよかったか.

慌てて売店で昼ご飯用の補給食を買い,水も3リットルほど余分に持つことにします.

私はシートポストにキャリアを付けてますが,3renshoさんはリュックで荷物を持ってるので,荷物が増えてしまって申し訳ないです..  こんなドタバタで大丈夫かな,と,ちょっと不安な感じで就寝.

Day2へつづく.

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2009年5月11日 (月)

SCR Surf City 600km ブルベ: 後編

前編はここ.

Control#5-#6(376km地点)

走り初めてみると,たしかにいつものドカンとした追い風ではないものの,向かい風とは言えず横風くらい.Aaronと「最悪でも正面の向かい風では無いんじゃないか?」と希望的観測を交えて話しているうち,先に出ていたJackに追いつきました.JackはDavidが本当にDNFしたのに驚いてました.私も驚きです.

さらに30分ほど進めば,いつも通りの豪快な追い風.木の枝が折れて道を塞いでるほどの風.調子に乗って先頭を走っていたら,AaronもJackも後ろに居ない.

はて.

5分ほど待っていると,二人がやって来ました.聞いてみるとSCRの本部へ連絡し,Salina Valleyは向かい風じゃない,とさっきのボランティアの方に伝えるようお願いしていたとのこと.後続ライダーも誤情報でDNFする人が出てくるかも,という配慮.さすがベテランです.

Salinas Valley.  景色もいいし,追い風だし,南下するだけなら最高の所.

Saline Valley

日没直後にGreenfield到着.夜間装備に切り替え.もともと,Greenfieldで晩ご飯と言っていましたが,追い風が強い間に出来るだけ南下しよう,という事になり,通過してさらに20kmほど南のControl #7のあるKing Cityへ向かます.Greenfieldまでは谷の西端を走ってましたが,Greenfieldで谷を東西方向に横切って,今度は谷の東側斜面を走行.アップダウンはあるものの見晴らしが素晴らしい道でした.

King CityのControl#6はOpen Control.  レシートを集めるのと晩ご飯を兼ねて,ファストフードを探し,結局KFCへ. 実はアメリカのKFCは初めて.揚げ物は胃が拒絶しそうな感じなので,グリルドチキンサンドをオーダーするも「売り切れ」.仕方なくフライドチキンのサンドイッチに.で,味は.. カーネルサンダースが存命なら決して許されない感じの味,でありました.サイドオーダーのマッシュドポテト&グレービーソースはまぁまぁいけました.

Control#6-#7(San Ardo, 407km)
King Cityを出るところで,コース上の道に"Road Closed"の看板.工事中みたいでダートになってます.GPSで見ると迂回路なんてありません.仕方なく,ダートをおそるおそる走ると200mほどで抜けました.Jackが本部に携帯でRoad Closureの状況を伝えてます.本当に素晴らしい心遣い.

King CityからSan Ardoの道はUS101沿いのド田舎の道.闇の中,後ろからブルベライダーが追いついてきてびっくり.Kevinでした.今日は満月(というかSCRはいつも満月の夜をブルベに選んでいるみたい).快晴の月夜の夜間走行は悪くない感じです.風に乗って1時間足らずでSan Ardoに到着.人口500名ほどの小さな街.当然お店は全部閉まっていて,ここもハガキによるコントロール.時刻と名前,ハガキに書かれたクイズ(その場に行かないと答えられない内容)に回答して投函.

Control 7 (San Ardo)

Control#7-#8(King City, 439km)
向かい風を4人でローテーションしながら12:30頃にKing City到着.7-11がコントロール.明日朝5amにここで待ち合わせる約束をして,それぞれ宿に散っていきました.

私が泊まったのは"We'll leave the light on for you (TM)"のMotel 6. 一泊
$46. お腹が空いたので,部屋に入る前に隣接のマクドナルドへ.Openのマークはあるもののドアに鍵がかかっていて店員達が店内で雑談中.「開いてますか?」というと,ドライブスルーへ行けと.で,自転車でドライブスルー.Motelに戻り,シャワーを浴びてハンバーガーを食べて就寝.1:05までは覚えてます.

Control#8-#9(Marina, 540km)
4:20に携帯電話の目覚ましで起床.たっぷり3時間以上寝ました.目覚めはいいけど,軽い頭痛.水分不足でしょうか.軽く補給食を食べ,チェックアウトして集合場所の7-11へ.コーヒーを飲みつつ,昨晩もいた7-11の店員さんと雑談してみんなを待ちます.

5時になってもKevinが現れず,Jack, Aaron, 私の3名で出発.Kevinは先に出発したようでした.

もう明け方だというのに,まだ北風は止んでおらず,旗がちゃんと四角形になる程度にはなびいてます.かなりの霧で視界も悪い中を走り,Greenfield到着.

Greenfieldでは朝5時からやっているというパン屋でトイレ休憩.

GreenfieldからMarinaの間の80kmは若干の睡魔に加えて,昨日から痛かった左足のアキレス腱の痛みが本格化.右足のアキレス腱も痛んできてマズイ感じ.走行不能になったら困るので,だましだまし行きます.

Marinaまで残り30kmほどで霧も晴れ,眠気も覚めて元気が出てきました.

Marinaには10時頃到着.Starbucksを探すも見つからず,町はずれまできてしまったので,選択の余地無くJack-in-the-boxへ.意外と旨かったです.

Control#9-Goal(Santa Cruz,  600km)

最後の60km.Montereyの湾沿いではやっぱり北西風に苦しめられました.ここは今回往復とも向かい風,という何とも割に合わない感じ.やっとこさで抜けて,いよいよSanta Cruz市街に達し,長い600kmも終わりに近づきました.

午後1時15分.Jack, Aaron, 私の3人そろってSanta Cruz Randonneurs本部にゴール.タイムは32時間15分でした.

本部の裏庭で,先にゴールしていた方達と1時間ほどくつろがせてもらいました.Jackによると獲得標高は12000ft(3600m)ほどらしい.最初の山岳地帯以外にも細かい丘が結構あって標高を稼いだようです.ちなみにPBPは1200kmで獲得標高は10000m以上だとか..

ベテランのJackがいたおかげで,終始余裕があり, 3時間以上もぐっすり眠れて,食事もふんだんに取れて,昨年の初の600kmに比べて疲れも少なかったです.アキレス腱が痛んだ理由は謎のままです.. 足首に巻いたリフレクターが当たっていたのかなぁ..

これで今年もめでたくSR獲得となりました.

走行距離: 377.9mile (608.2km)
平均速度: 15.9mph (25.6km/h)
心拍(avg/max): 132/175bpm
消費カロリー: 10025kcal
獲得標高: 11860ft (3615m)

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SCR Surf City 600km ブルベ: 前編

Santa Cruz Randonneursの600kmを走ってきました.私は昨年に続き,2度目の600k. なんとか今年のSuper Randonneur Awardをこれで決めたいところです.

ルートは "Surf City 600k".Santa Cruzを出て,北側に100km行って折り返し, 一旦Santa Cruzに戻ったら,今度は南に200km行って戻ります.北側のルートは太平洋岸のHwy1がメインですが,帰路では家の近くのLa Honda〜Pescaderoの山岳地帯も通ります.南側は先月の400kmでも走ったSalinas Valleyをほぼ南端まで入り込みます.

ルートすべてに渡って,気温が上がる日中は強い北〜北西の風が吹きます.特にSalinas Valleyは北端が太平洋に開いていて,南側に細長く伸びる地形のため,Valley内部が暖まる日中は,太平洋上の冷たい空気をストローで吸い込んでるような状態になり,強烈な北風が吹き抜けます.全米有数の農作地帯で風を遮るものなんて何もありません.ここを日中に北上するのはよほどの決心が必要.主催者も風と時間の関係を考慮していて,出発は土曜日早朝(5am).朝の風が弱いうちにコース北端まで行き,日中〜夜半にかけて追い風に乗ってコース南端まで下り,出来れば少し寝て,翌朝の風が強まる前にSalinas Valleyを脱出すべし,という想定です.

より大きな地図で SCR Surf City 600km (2009) を表示

スタート地点はいつものSanta Cruzの灯台前.今日は20名が出走.SCR400kで一緒に走ったDavid, Steveもいます.

今日の自転車

My bike for 600k

2年以上使ったRixen & Kaulのシートポストに付けられるバッグ(Contour Magnum)は,前回のSCR400kmの後にホルダー部分にヒビを発見したため,新しいものに変えました.悪路が多いので痛みも激しいのかも.Contour Magnumは気に入っていたのですが,こちらではRixen & Kaulは入手が難しいのと,もう少し積載可能重量が大きいTopeakのDynapack DXというのを選びました.

Start - Control#2 (Pescadero, 55km地点)
夜明け前のまだ北風が弱い太平洋岸を北上.途中で夜明けを迎えました.Jack, David, Aaronの他5-6名と先頭グループを組みます.Control #1のPescaderoの郵便局はunmannedコントロール.通過証明のハガキ投函.

Control#1-#2(Moss Beach, 94km地点)

さらに北上.Stage Roadのアップダウンをこなしているうちに,Jack, David, Aaron,私の4名のグループに.Hwy1に抜け,Half Moon Bayを越えてMossBeachに8:50頃に到着.Controlのお店が9時まで開店しないので,ここもハガキ投函で通過証明.

Control 3 (Moss Beach)

Control#2-#3 (Skylonda, 139km地点)
折り返してHwy1を南下.追い風で楽々.Stage Roadから84号に入ると,West Old La Honda Rdとの合流点のControl3までの長い登坂区間.このあたりは走り慣れた道.この時間,土曜日朝のグループライドの自転車が多数下ってきます.Control#3がコース上唯一のManned Control. トマトジュース(V8)を補給.この先Santa Cruzまで補給がないので,ボトルを満タンにしておきます.

Control#3-#4(Marina, 276km地点)
出発点のSanta Cruzの街を通過し,Marinaまでの長大な137kmの区間の始まり.

まずは今登ってきた84号を下り,Pescadero Rdへ折れてHaskinsの峠越えがあります.まだまだ先が長いので,足をセーブしつつ乗り越えて,山岳地帯終了.なぜかさっきから左足のアキレス腱がちょっと痛いのが気になるところ.こんな症状は初めてなので何が悪いのかよく分からず..

途中でAaronは遅れたようで,PescaderoあたりでJack, David,私の3名に.Hwy1の南下は景色もいいし,楽々と進むし本当に気持ちが良い.

Pacific coast

13時半前にはSanta Curzに戻ってきました.15時頃になるかと思ってたので,大幅に速いペース.

ベテランのJackの提案で,Santa Cruzでちゃんと昼ご飯を食べる事にします.補給食には飽き飽きしてるので大歓迎.Hwy1沿いのメキシコ料理屋へ.私は一度だけ行ったことのあるお店でした.

Lunch at Santa Cruz

Super burritoでお腹いっぱい.Jackは昨晩泊まったモーテルで新しいジャージに着替えてリフレッシュ.私も着替えを車に積んでおけばよかったかな.

Santa Cruzを2pm頃に再出発.Monereyの湾沿いの畑地帯は風が迷走して
るのか,いつもと違って南風だったりして変な感じ.ほとんどの区間を向かい風で苦しめられます.我々が昼ご飯を食べている間に追い越したらしいAaronを吸収してMarinaに到着.16時過ぎでした.

MarinaはOpen control(どの店のレシートでもOK)なので,Davidのみ7-11にいって,残り3名はWalgreenに入りました.ここではチョコレートミルクを飲んで,塩辛いピーナツを買ったのみ.今回はおにぎり,アンパン,ヨウカンなど補給食満載,走りながらも結構食べてます.

Davidのいる7-11に行くと,SAGカー担当でMarina在住のボランティアの方がいました.最後尾がここを通過するのを待っているらしい.我々が先頭で後ろは2時間くらい離れてるとか.

話しをしていると,なんと「今日は天候が変で,Salinas Valleyはいつもと逆の南風みたいだ」と.さっきから風向きが変だとは思ってましたが..  この先Salinas Valleyを130kmも南下する我々を絶望させるに十分な情報.Marina在住という,その方が言うには,非常に希にこういう変な風が吹くこともあるとか.

まじですか..

明日は通常通りの北風に戻るとすると,行きも帰りも向かい風.往復ビンタです.260kmの向かい風?! クラクラしてきた..

追い打ちをかけるようにDavidが「この先200km以上向かい風なんて楽しいとは思えない」とDNFを宣言.このままSanta Cruzに戻るらしい.最初は冗談と思ってたら本気みたい.Davidほどの強いライダーがDNFとはショックです. Davidは昨晩,出張から戻った足で直接来たらしく,Jet Lagに加えてほとんど寝てないそうなので,その疲れもあるようです.

どうなることやら..

(後編に続く)

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2009年5月 4日 (月)

Cat's Hill Classic Bicycle Races 2009 観戦

初めてCriteriumを観戦して来ました.場所は車で30分ほどのLos Gatos. Cat's Hillと呼ばれる勾配23%の激坂区間を含む,住宅街の1マイル(1.6km)弱の周回コース.ここにコース図があります.北カリフォルニアのCriteriumの中でも屈指の難コースだそうです.10代のGreg LeMondも走ったという名物コースだとか.

何しろ初観戦なもので,雰囲気もよく分からず,Los GatosのPark'N Rideの駐車場に車を停めて会場へ.近づくと"Caution Bicycle Race"の臨時道路標識やら,パイロンやらが見えます.ホームストレートの後半あたりのStart/Finishラインの前に実況席があって,場内にはスピーカーでアナウンスが流れてます.Menはカテゴリ1〜5(1が最上位),Womenはカテゴリ1〜4に分かれてるようで,さらにProカテゴリというのもあります.Men Pro/1/2が1レース,というのように,複数カテゴリで一緒に走るらしい.

とりあえず名物のCat's Hillで観戦.それほど長い訳じゃないですが,勾配23%はハンパでなく,歩いて登っても大変な坂.1回登るならまぁいいですが,これを何回も何回も(Men Pro/1/2/U23だと30周以上)登るとは..

Cat's Hill

Cat's Hillを駆け上がるWomen 3/4の選手達.

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(失礼ですが)私よりはるか年上のご年配の方もガンガン走ってて驚きます.優勝は右から3番目のWhole Foodsチームの方. 2位が左端のWells Fargoチームの方.アマチュアでもほぼ100%のチームが企業スポンサーを持っていて,ジャージのデザインもなかなか優れてて,見ていて綺麗です.

Masters(Men 35+歳) 1/2/3は写真の二人が抜群の協力体制で逃げを決め,勝ったのはSafewayチームの方(右).

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Masters 4/5を観戦中に,そもそもこのレースの事を教えて下さったmasayangさんと会えました.奥様はプロのロードレーサー(この日もNew Mexicoで開催されているTour of Gilaに出場中)で,道行く多数の人から「今日は奥さんはどこで走ってるの?」と聞かれてらっしゃいました.ご自身もよくレースに出場されてるので,レースの事やら選手の事など詳しく教えてもらって楽しめました.

Woman 1/2/3のスタート.周回数は決められていない60分一本勝負.スタート前の整列では,レース主催のSugarCRM(精糖会社かと思ったら,CRMソフトウェア会社だった)のチームの選手と有名選手は名前が呼ばれ,1列目に陣取れるようでした.

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下の写真,奥から2番目のProManチームジャージの方はトラックレースのナショナルチャンピオンのShelley Olds. バイクは私と色違いのBMCのSLC01(乗り手は大違い!).SLC01にこんな色あったっけ.

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終始Shelly OldsとSugarCRMの1-2名が短く逃げる展開のまま進んで,結局Shelley Oldsが勝った模様.

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Women 1/2/3の映像(HDボタンを押してお楽しみ下さい):

最終レースはMen Pro/1/2/U23. これも周回数が決まってない75分レース.Paris-Roubaixも走ったBMCのJackson Stewartが居ます.Tour of Gilaの出場権を巡るゴタゴタで出場不可になって,急遽New Mexicoから戻ったんだそうです.

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Men Pro/1/2は75分もあるのでコースを一周しながら観戦.この住宅街の道,舗装はお世辞にもいいとは言い難く,割れ目だらけ(masayangさんによればこれでも"Good"と呼ばれるんだとか).ここを一糸乱れぬ隊列で爆走.特に一番スピードが乗る長い直線下りの後の直角コーナーは迫力満点.路面がヒドイし,松ぼっくりは散乱してるし,ハンドルを取られたら一巻の終わりで,見てる方がハラハラですが,雑談してる選手達もいてびっくり..

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残り5周程度でゴール地点に戻って,ゴールスプリントを楽しみにしていたら,残り2周を残したところで,クラッシュが発生した模様.コースを閉鎖するレベルのクラッシュのようで,一旦レースは中断.ニュートラルスタートにするらしい.

中断の間,選手達はホームストレートを往復して待つよう指示.白熱したレースから一気に和かな雑談モード.

たまたまクラッシュの前にいた選手が観客と雑談してるのを聞くと,どうやら路面の割れ目にタイヤが挟まって選手が投げ出された模様.2名が路面に横たわってたとか..

気を取り直して再スタート.5ラップのレース.ニュートラルスタートとはいえ,先頭集団にいた方は名前を呼ばれて一列目へ.でもクリートを填める間にゴチャゴチャになるのでほとんど意味なし.

5ラップはほとんど差がつかず集団のまま最終ラップへ.優勝は写真判定でBMCのJackson Stewartでした.

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Winning Bike

Jackson Stewart's winning bike

Men Pro/1/2/U23の映像(HDボタンを押してお楽しみ下さい):

Part1

Part2(中断前まで)

Part3(中断後〜ゴール)

初のCriterium観戦.非常に面白かったです.また近くで開催されたら是非観に行きます.

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